佐賀県伊万里市にある大川内山はかつて江戸時代から約210年間にわたって、
将軍家への献上を主目的とした採算度外視の最高品質の磁器「鍋島」を制作していました。
入口に番所を設けて外部の侵入を阻止するなど、
厳重に管理することで高度な技法が流出するのを防いでいた秘法を守った焼き物の町、
それが大川内山です。現在も30の窯元が伝統の製法を守り続けています。
三方を山で囲まれ、奥深い谷間に山水画にも似た屏風岩がそそり立つその風景はとても美しく、散策にもオススメです。
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